“プロジェクトマネジメント”とは

プロジェクトマネジメントって何?

ざっくり

関係者とうまくやりながら、約束どおりの
成果が出るように、仕事の段取りをすること

プロジェクトの定義

プロジェクトとは、「独自のプロダクト、サービス、所産を創造するために実施される有期性の業務」

いちばんやさしいPMBOKの本|深沢隆司|技術評論社

また、プロジェクトには次の3つの特性があるとされています。

プロジェクトの特性
・有期性|開始日と終了日がはっきりと決まっていること
・独自性|生み出すものが、ユニークなものであること
・段階的詳細化|最初はわからないことが多く、プロジェクトが進むにつれて徐々にいろいろなことが明らかになっていくということ

いちばんやさしいPMBOKの本|深沢隆司|技術評論社

プロジェクトマネジメントの定義

プロジェクトマネジメントとは、「プロジェクトの要求事項を満足させるために、知識、スキル、ツールと技法をプロジェクト活動へ適用すること」

いちばんやさしいPMBOKの本|深沢隆司|技術評論社

以上をまとめると、プロジェクトマネジメントとは、「プロジェクトチームが持つリソース(メンバーの知識やスキル、ツール、予算など)を活かしながら、目的はブレず、手段は柔軟に、スケジュール通りに成果をつくれるよう、仕事を前に進めること」と言えそうです。

プロジェクトマネジメントのやり方

プロジェクトマネジメントといっても、具体的には何をすればよいのでしょうか。

プロジェクトマネジメントに関する知識を体系的にまとめたPMBOK(Project Management Body of Knowledge ※ピンボックと読みます)では、プロジェクトマネジメントに必要な知識を次のような「10の知識エリア」として整理しています。(それぞれ、ざっくりとした意味合いを書き添えています)

10の知識エリア意味合い(ざっくり)
統合マネジメント プロジェクト全体の方針を決める、全体としてうまくいくように、調整する、まとめる
スコープマネジメント何をどこまでやるか=成果物や、そのために必要な作業内容を決める
スケジュールマネジメント成果物をつくるために必要なタスクと所要時間を洗い出して、順序を決める
コストマネジメント活動に必要な費用(お金)を見積もる、予算化して、支出の進捗を見る
品質マネジメント顧客が求める成果品質を満たすよう、プロセスや成果物に目を配る
資源マネジメントメンバーを確保する、育てる、活動をサポートする、物的資源を調達・管理する
コミュニケーションマネジメントプロジェクトの情報を管理する、関係者とのコミュニケーション方法を整える
リスクマネジメント好機または脅威となるリスク(不確定のこと)を把握して、意思決定の材料にする
調達マネジメント必要に応じて、プロジェクトの外から製品やサービスを調達する
ステークホルダーマネジメント利害関係者のニーズに気を配り、丁寧にコミュニケーションを重ねる

やっぱりコミュニケーションの量が大事

重要なのは、チーム内で流通する「情報の量」です。チームの中で流通する情報の量が減ると、必ずといっていいほど、プロジェクトは危険な状況に陥ります。

外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント|山口 周|大和書房

チームで仕事を進める時には、各メンバーが何をしていて、今どんな状況なのか、リーダーや他メンバーが理解しておくことが大切です。あとになって「知らなかった」「聞いてない」などのトラブルにならないように、チーム内の情報の流通量を多く保ちましょう。

そのためには、チームで情報交換する場を定期的に確保したり(定例の進捗確認mtgなど)、些細なことも気軽に会話できるツールを用意したり(チャットなど)するのも有効です。

特にリモートワークにおけるコミュニケーションは、「質より量」とも言われています。

プロジェクトを成功に導くために、強制的にでもチームメンバーの接点をつくることが今後ますます大事になるでしょう。

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投稿者プロフィール

岸 秀一朗
岸 秀一朗
パイオニア→三菱総合研究所→現在はソニーグループで組織開発/人材開発に携わる。シニアマネジャー。2020年から副業でJOINSに参画。組織を越えて、“個”として働くことに一歩踏みだす皆さんを全力で応援。DDIファシリテーター(コーチング)、キャリアカウンセラー(CDA)、ワークショップデザイナー。